妖怪退治ファンタジー『混元盒五毒全伝』新発売!

 今まで、ほぼ紹介されてこなかった幻の神怪小説『混元盒五毒全伝』、ついに翻訳登場!
 中国明・清代の古典神怪小説が、読みやすい現代日本語訳で登場しました。全二十回の章回小説の翻訳です。

 妖怪が次々と現れ、激戦を繰り広げる、端午の節句の風習の由来譚。妖怪が毒を使い、張天師の掌心雷が走り、金花聖母の菖蒲剣が巨大化する、B級的面白さ。
 敵か味方か、金花聖母!

 民間信仰・習俗から見ても貴重な作品の現代語訳。

 神怪小説、才子佳人小説、公案小説の趣向などを織り交ぜた、変化に富んだ物語。
『三国志』『水滸伝』『西遊記』『封神演義』などの十分の一ぐらいの長さで、キャラクターも複雑にならず、無理なく楽しめます。

 kindle版先行発売。2021年10月、ペーパーバック版(紙の本)新発売。

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五毒

「五毒」というのは、サソリや蛇などの五種類の毒虫で、その五種類を描いたり、刺繍したり、切り紙にしたりした「五毒図」を端午の節句に魔除けとして使う風習が、中国の一部にあるそうです。
 古くからある風習で、中国の宋の時代にはすでに、五毒を髪飾りにつけたという記録が残っています。

 また、明代には、張天師や、仙女が剣を取って毒虫を退治する物語の絵を描いて飾ったという記録が残っています。

『混元盒五毒全伝』は、古い形を残した小説で、法力を使ってさまざまな妖怪を退治して、苦しめられている人々を助ける物語となっています。
 もともと、エンターテインメントとして楽しまれたものですので、気軽にお楽しみ下さい。

初めての翻訳出版です

『混元盒五毒全伝』は、ほとんど紹介されることがなかった作品です。中国古典神怪小説の本に、名前だけはあがることはありましたが、小説としては知られていない作品で、後代に劇などで「混元盒物語」の内容が広まりました。

『三国志演義』、『水滸伝』、『西遊記』、『封神演義』、『金瓶梅』、『紅楼夢』などと同じ章回小説で、二十回の長さですが、一回一回がとても短くて、百回のものの十分の一ぐらいです。
 短くて登場人物も少なく、人間関係もあまり複雑ではありませんので、気軽に読むことができます。  

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 原著:不詳  翻訳:八木原一恵
 イラスト:悟犖

 販売価格 kindle版 700円(税込) ペーパーバック版 1800円(本体)
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